定年退職後の準備Ⅱ

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定年退職後の準備Ⅱ_a0006530_3143971.jpg 定年退職後はゆっくりと老後の生活を楽しみたい、と思っているが、では具体的に何をやるかが問題である。自分なりには「豊かな自然に囲まれた田舎で昆虫などのネイチャーフォトを撮りたい」と思っている。海野和男さんみたいに信州の田舎で昆虫撮影をおもう存分楽しみたいと思っている。でもそれでメシが食えるか? 
 「否!!」である。仕事はそんなに甘くはないのだ。昆虫写真を撮ってメシが食えているのは、私が知る限り海野和男さんと栗林慧さんくらいである。しかも、彼らの取り組み方は尋常ではない。自ら考案した機材を自作して、いろいろな視点から昆虫を捉えている。パワーが物凄いのである。自分はあのパワーに勝てるかといったら、
 「否!!」である。自分でも情けないと思うのであるが、何十年もそれ一筋に取り組んできた人には敵わない。今から頑張ってあのパワーを身に付けられるか?
 「否!!」である。また、それをやると「のんびりと」という生き方に反してしまう。「のんびりと」生きていくのは、所詮叶わぬ夢なのだろう。と、諦めてしまっては駄目じゃん!!
 以前、ヤギ牧場をやりたいと思った。ヤギをたくさん飼い、ヤギの乳を搾ってチーズを作ろうと思ったのだ。日本では余りヤギチーズは見かけない。だから、物珍しさも手伝って商売繁盛間違いなしと踏んだのである。しかし、ヤギを飼うノウハウもなければ、チーズ作りの腕もない。修行する場もないから独学ということになってしまう。試しにヤギを数頭飼って試してみたいが、土地もなければ時間もない。脱サラで独立した人たちは多いが、成功した人はホンの一握りというように、職を変えるというのは難しいのだろう。まず、修行の場を見つけるのが難しく、修行中の生活維持が難しい。それなりの年齢になっているから、無からはじめるのは抵抗もあるのだろう。(自分より若い)親方に怒鳴られながら修行するのは(なまじプライドがあるから)キツイのだろう。
 とはいえ、あと5年後である。何か考えなければならない。
by yousui-nobidome | 2008-09-14 03:12 | 日常生活


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