東横インチキホテルチェーン

東横インチキホテルチェーン_a0006530_514014.jpg 東横インチキホテルチェーン偽装工事と聞いて、
 「またか!!」と思った。
 しかし、よくよく聞いてみると姉歯元建築士とは違って強度偽装ではないようだ。建築確認後に無届で改造工事をし、バリアフリー施設を撤去していたようである。
 西田憲正社長の記者会見をテレビで見たが、
 「条例違反をしました。どうもすみません。」
 「現場から、とっちゃっていいかと聞かれ、まあいいかと思って許可した。」
 「時速60キロ制限の道を67~68キロで走ってもまあいいかと思っていたのは事実。」と、アッケラカンとしてまったく罪の意識がない。条例違反を僅か7~8キロオーバーという認識は何なのだろう。私の第一印象はヘンな奴、これが大手ホテルチェーンの社長かというものである。
 まあ、大手ビジネスホテルチェーンといったって厳しい経営環境にあるのは分かっている。ちょっとでも客の入りが少なければ経営が傾くのは分かっている。だからといって条例や法律(ハートビル法)を破って良いことはない。バリアフリー(身体障害者用の客室)の客室は年に1、2人くらいしか客が来なくて、一般の人には使い勝手が悪いそうではあるが、では一般の人にも使いやすいバリアフリーの客室を作ればいいのではないだろうか。一般の人に使いにくいバリアフリーって、どんなバリアフリーだと思うのだが。
 まあ、今の日本はあちこちでこういうインチキがはびこっている。インチキをした奴は世間から厳しい制裁を与えなければ、そのうちインチキが当たり前になってまかり通ることになってしまう。
by yousui-nobidome | 2006-01-30 05:43 | 日本を考える


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