自然淘汰

自然淘汰_a0006530_16274744.jpg 新型インフルエンザが出現すると、国民の25%が感染し、17万人~64万人が死亡するといわれている。恐ろしい事態であるが、政府はこれを回避するためインフルエンザの特効薬タミフルを2,500万人分を備蓄することを計画しているそうだ。
 謎がある
 第一に、本当に新型インフルエンザは出現するのだろうか?
 第二に、新型インフルエンザにタミフルは効くのか?
 第三に、人が死ぬほど新型インフルエンザは強力なのか?

 何を根拠にこれだけのことを言っているのか、我々市井の人間には理解しかねることである。第一、まだ出現していないもののことが、何故分かるのであろうか?
 狼少年であって欲しいと願っている。

 しかし、対策は怠ってはいけないとも思っている。私は滅多に風邪を引かない、というより、ひいても重症にならないのである。熱もそれ程出ないし、咳がひどく出ることも無い。せいぜい鼻水がたれるくらいである。寝込むことは滅多にというか、大人になってから30数年のうち2~3日くらいしかない。でも、これは今までのことであって、今後もこの通りというわけには行かないだろう。日頃からの節制を心がけなければいけないと思っている。夜は早くに寝て、寝不足をしないようにしなければなるまい(夜遅くまでブログをやっていることはもってのほかである)。体力をつけるために、十分な食事を心がける。人込みは極力行かないようにし、外出から帰ったら必ずうがいをする。

 しかしである。人類は今までにペストや天然痘などで多くの死者を出してきた。それが自然界における人口抑制策だったのではないだろうか。今、人類は爆発的な人口増加状態である。自然破壊や地球温暖化(これの原因は炭酸ガスの増加といわれているが俄かには信じがたい)を引き起こしている。新型インフルエンザの出現は、この人類の人口を適正値にまで引き下げるのではないだろうか。そうだとすると、新型インフルエンザによる死者を減らそうとすることは、自然の摂理に反することではないのだろうか。
 世界の中でひとり日本だけが生き残るとなると、かえって苦労するのではないだろうか。
by yousui-nobidome | 2005-12-18 23:23 | 日本を考える


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