借金一人当たり570万円

借金一人当たり570万円_a0006530_10392958.jpg 国の借金が過去最高の729兆円に達したそうだ。国民一人当たりにすると570万円にもなるそうだ。生まれたばかりの赤ん坊でも570万円の借金を抱えているというのは可愛そうに思う。
 しかし、よくよく考えてみると借金とはそれ程悪いものでもなさそうである。例えば、私は家を買うのにローンを組んだ。借金をしたのである。それによって、快適な生活と憩いの場を確保することができた。毎月の返済は苦しいし、生活の質を落とさざるを得なかったが、プラスマイナスを考えるとプラスのほうが大きいと思う。国の借金についても、結局、何に使ったかが問題になると思う。道路や鉄道などのインフラの建設や整備に使ったのであれば、将来にわたって我々やこれから生まれてくる人たちの生活に役立つことになる。しかし、残らないものに使ってしまったのではどうにもならない。要は使い方しだいということだと思う。我々個人の借金についても、借金をギャンブルやレジャーで使ってしまったのでは、返済の苦しみが残るだけである。
 子供の頃、お金には活きる使い方と活きない使い方があると教えられた。今、この言葉を噛みしめて、国や自治体のお金の使い道をよく調べて、無駄な(活きない)使い方をしていないか見直してみるべきだと思う。
by yousui-nobidome | 2004-09-25 11:21 | 日本を考える


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