カテゴリ:日本を考える( 133 )

嬲(なぶる)

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 理研の小保方晴子さんのスタップ細胞論文疑惑事件の記者会見の報道に接して、「嬲」という字を思い浮かべてしまった。まさに、牙をむく大の男に取り巻かれて、うら若い女性がただ一人釈明に追われているようだった。周りは功名心に駆られた記者連中である。間違った対応をすれば、何を書かれるかしれない。かなりのプレッシャーだったろうと察せられた。ことの真相は私ごときに分かるわけがないが、スタップ細胞がある、作ることができたということを、早く明らかにしてほしいものだ。
 今回、理研という組織はどうなっているのか訳が分からない、ということが分かった。
小保方さんが最高責任者であれば、今回のことは分かるが、そうではないようだ。彼女の上には大勢の人がいるようで、彼女はあるグループのリーダーでしかないようだ。当然、彼女らがやっていることをチェックすべき人はいただろうと思う。その人たちのチェックを掻い潜って、巧妙に論文を捏造したとは思えないし、仮にそうであったならチェックすべき人たちの責任も、同じ俎上にのせるべきだろう。ただ一人、小保方さんのみの責任を責めるのでは片手落ちだ。そればかりか、理研という組織の体たらくさを世間に大いに喧伝することになる。まさに、トカゲのしっぽ切りと言われても仕方がない。理研が今やらなければならないことは、一研究者の責任を問うだけでなく、自らの体質を治すことだ。資源のない日本にとって、優れた科学技術を生み出すことが、世界の中で生き残る唯一の術であろう。こんなことを相変わらずやっていると、益々優秀な頭脳が海外に流出してしまうのではないか。それが心配だ。
by yousui-nobidome | 2014-04-13 08:43 | 日本を考える

JAPANESE ONLY

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 サッカーJ1の浦和レッヅが、サポーターが応援席の入り口に「JAPANESE ONLY」と書いた横断幕を掲示し、それを放置したとして観客を入れない試合を行わさせられるというペナルティを課された。理由は人種差別をしたためとのことらしい。何とも大げさな判断だと思った。サポーターは人種差別をしようなどという考えはなく、自分たちの考える統制のとれた応援を行おうとして、統制を壊す人たちを排除しようとしただけなのだろう(と、考えている)。それはそれで、一般の人たちには迷惑な話なのだが、人種差別にまでつなげて考えるのは、如何にも良い子でいようとするJ1リーグの、ご都合主義が垣間見えて、いやらしいと思ってしまう。人種差別というと、アメリカの人種差別や、かつてのナチスドイツやユーゴスラビアの人種浄化、南アフリカのアパルトヘイトなどを思い出してしまうが、今回の事件はそれほど深刻な話ではないだろう。考え方が大げさなのである。
 最近、物事を大げさに捉えようとする風潮がまかり通っているように思えてならない。抗議や批判が出ると、問題が大きくならない内に収めてしまおうと、よく考えないで対応策をとってしまうようだ。拙速に対応策を考えてしまうと後で大きな付けが回ってくることは、韓国の従軍慰安婦問題の早期収拾を図ろうとした、河野官房長官談話が証明しているではないか。正しく当時の状況や、横断幕を張った人に確認を取り、それを発表して、自らのとる対応策とペナルティを発表すべきではないか。そのあたりのことがウヤムヤで、私は人種差別を行っていたと受け取ってしまった。人種差別を行っていたとしたら厳罰に処すべきだが、そうでなかったのならそれほど騒ぐことはないと思う。ただ、サポーターの応援の仕方ということを考える必要はあると思うが。
by yousui-nobidome | 2014-04-06 17:20 | 日本を考える

安倍首相の独断専行

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 安倍首相のやり方が、
 「俺が首相だ、おれが決めるんだ」と、言わんばかりの事の進め方で、独断専行だと批判を浴びている。憲法改正や特定秘密保護法、靖国神社参拝、原発再稼働、TPP交渉、果てはNHKのお偉いさんの人事等々、数え上げればきりがない。でも、私は今までの首相になった方々のやり方にはない新鮮さを感じる。今までの首相には、近隣諸国に対する配慮から、太平洋戦争への自虐的反省を表面に出していた。だから、これから日本をどういう国にしていくのかが明確ではなかった(良いか悪いかは別として、小泉元首相は除くが)。その結果、中国や韓国は言いたい放題だし、勝手に出鱈目な歴史を言い出し、それを日本に押し付けようとするばかりか、世界にも押し付けようとしている。そこで、我が国の立場を明確に表明し、今までの決められない政治から、決められる政治に方向転換させようとしている姿は立派である。相当の胆力がなければできないことだろう。ただ、そこに独断専行という問題がある。自分の考えで何でも決めてしまうことに問題がある。日本は民主国家である。決める前に話し合いがなければならない。
 「このことについては、私はこう考える。だから、こうしていこうと思う」という投げかけを行い、与野党が話し合いを行って、その結果、どうやって行くかを決めれば良いと思う。どうやって行くかを決めることが大事なことで、意見が対立したから、ひとまず棚上げするというのでは、今までの決められない政治と同じである。何としてでも決めて、動き出さなければならない。安倍首相は問題提起をし、与野党の議員はそれについて話し合いに応じるようお願いしたい。話し合いに応じないから独断専行になってしまうのではないのだろうか。
by yousui-nobidome | 2014-03-09 08:41 | 日本を考える

北朝鮮、韓国に砲撃

 いや~驚いた。第二次世界大戦の前後のきな臭い世界情勢の時であればあり得ようが、現代の情勢下でいきなりこんなことが起きるとは。まあ、北朝鮮のことだから何でもアリということはできようが、目の当たりにするとビックリしてしまう。
 今まで日本人はじめ世界の人々を拉致していたというニュースに接した時、過去にやっていたことのように思っていたが、今でも隙あらば何でもやるような国なのだと改めて思った。
 北朝鮮と韓国及び国連軍(アメリカ軍)は、未だに戦時下であり、休戦協定により一時的に交戦することを休んでいたという事実も思い出した。休戦中であるといっても、北朝鮮相手では何時でも反故にされるということも肝に銘じておき、北朝鮮は何も約束を守らないということも肝に銘じておかなければなるまい。日本は中国、ロシア、北朝鮮それに韓国といった一筋縄ではいかない国々に囲まれて、孤立無援という事情も忘れてはならないだろう。
by yousui-nobidome | 2010-11-24 23:28 | 日本を考える

今、一番みっともないこと

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 今一番みっともないものは何かと問えば、
 「政治」という答えが返ってくるに違いない。
 総理在任期間1,980日の小泉純一郎氏の後を継いだ安倍晋三氏、福田康夫氏は何れも1年で総理の座を投げ出してしまった。解散総選挙を担って総理に就任した麻生太郎氏は解散総選挙をできずに任期切れで総選挙となり、歴史的敗北を喫し政権交代となってしまった。
 その政権交代を果たした民主党も、政権運営が満足にできず鳩山由紀夫氏は8カ月余りで総理の座を放り出してしまった。その後の代表を誰にするかで、すったもんだの末に管直人財務大臣と(初めて名前を聞いた)樽床伸二氏との一騎打ちで、予想通り管直人氏が代表になり小沢一郎代表の任期の残りを務めることになった。その任期が切れるので、今度は誰にするかで管直人代表と小沢一郎前幹事長の、党を二分する代表選となった。
 この間、政治はどうなっていたのだろうか。何の進展もないままに今日まで来てしまった印象だ。北朝鮮の日本人拉致事件こそ、安倍政権下では動きはあったが、その後は何の動きもない。沖縄の米軍基地移転問題は自民党政権下で一応の決着を見ていたが、鳩山政権下になり白紙に戻ってしまった。自民党政権下では受け入れを表明していた仲井眞沖縄県知事も県外移設を主張するようになってしまった。八ッ場ダム建設中止ではまだゴタゴタしている。子ども手当や高速道路無料化は財源不足で頓挫しかねない情勢である。円高問題でも打つ手なしにほっぽり出されている。就職難は依然として好転されず、むしろ悪化している状況である。そこへ持ってきて尖閣諸島沖での中国漁船拿捕問題が起きたし、検察の証拠捏造事件も明るみに出てきた。
 日本が抱える問題は日に日に増加している。一つの問題が解決する前に次々に増えており、不良在庫は増えるばかりである。不良在庫は企業の場合は、経営を圧迫しかねない大問題である。管内閣はこのことを理解しているのだろうか。管総理は
 「いざとなれば総理の座を投げ出せばいいや。前任者4人もそうだったのだから、オレがやって何が悪いんだ。」と考えているのではないのだろうか。みっともないことはここまでにして欲しい。
by yousui-nobidome | 2010-09-25 21:40 | 日本を考える

ブログ6周年

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 2006年9月24日はエキサイトに『日本の行く末』と銘打ったブログを開始した日です。それから6年たちました。ご覧になった方は延べ62,102人、ほかの人気ブログには遠く及びませんが、私にとっては大きな数字です。内容はまさに「ガラクタ箱」、昆虫写真の掲載ブログになってしまいました。
 さて、6周年を迎え、明日からは7年目になります。7年目のテーマはどうしましょう。
 私としましては、今まで以上に世の中にイチャモンを付けていきたいと思います。今の世の中、「みっともない」が溢れかえっています。この「みっともない」をどうにかして無くして、品格ある社会にして行きたい。野火止陽水はそう思っています。私もあと3年ほどで定年退職し、いずれは世の中から去っていく身です。それまでに、できるだけ世の中にイチャモンを付けて、すこしでも品格のある世の中にする一助を果たしたいと思います。
by yousui-nobidome | 2010-09-23 16:29 | 日本を考える

高速無料37路線50区間

 昨日、今日ととても風が強く、とても寒い日でした。
 プロカメラマンなら、いやプロカメラマンだからこそ、このような日もカメラを担いで撮影に行くのだろうが、私はアマチュアです。それに根性もありません。で終日、家の中でヌクヌクしておりました(笑)。
 下の写真は愛犬『モカ』と行く散歩道の一部です。春になって暖かくなったら行こうネ。
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高速無料 37路線
50区間


 民社党のマニュフェストに掲げられていた『高速道路原則無料化』の社会実験が6月から37路線50区間で始まるそうだ。で、何処でやるのか新聞を見たら、私とは全然関係の無いところばかりである。まあ、強いて

a0006530_11441585.jpg言えば西湘バイパスの西湘二宮~箱根口・石橋と箱根新道の山崎~箱根峠の合計29㎞のみである。それでも、この区間を通ろうとすると大幅な遠回りになってしまう。しかもこの区間はとても混み合う区間で、私が通常使う小田原厚木道路の小田原料金所を通過したところまで渋滞が続いてしまうことも珍しくは無い。関東の人ならご存知だろうが、西湘バイパスの石橋インターは渋滞発生で有名なところであり、行楽シーズンでなくても土日や祭日には渋滞しているところである。社会実験ということなので渋滞発生が日常的なことになれば、無料化を止めることになるのだろうか? 私にとっては、この無料化で、昨年3月から始まった割引制度が廃止される方がイタい。僅かであるが小田原厚木道路が割引になっていたのだが、これは廃止されるのだろう。
 国民の税金を使ってやることなのに、地域差が出るのはおかしな話である。
by yousui-nobidome | 2010-02-07 20:35 | 日本を考える

水仙

 昭和記念公園では水仙も咲いておりました。ノズイセンというと伊豆半島の先端の爪木崎が有名です。昭和記念公園では園芸品種なので、花が大きくて綺麗です。
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大相撲を考える

 相撲協会が大きく揺れていた。当分、この揺れは収まらないだろう。
 朝青龍の暴行事件も貴乃花親方の理事選出馬も、元を質せば長年の相撲協会(理事)の体たらくが原因といっていいだろう。大相撲は、もう大分前から外国人力士が天下を取って

a0006530_1420442.jpgいた。日本人力士を育てられなかったことが原因だろう。それは何故かというと、有望な人材を集められなかったことに尽きる。他のスポーツに比べて、辛い練習を強いられる割には稼げる金が少ないから、大相撲界に身を投じる若者がいないからである。
 朝青龍は1人横綱として、長く孤軍奮闘、頑張っていた時期があった。朝青龍ただ1人に看板を背負わしていたわけである。そうなると、相撲協会としても多少の素行の悪さや行儀の悪さには目をつむらざるを得なかったし、チヤホヤしなければならなかったのだろう。そうなるともう駄目である。なにをトチ狂ったのか、
 「俺が大将だ。俺がいなかったら大相撲は成り立っていかねーぞ。何でも出来るんだぞ~。」となってしまったのである。そうなれば、もう誰が何と言おうと聞く耳持たないのである。
 そもそも相撲の力士は昔の侍のような考え方や立ち居振る舞いを求められている。だから、身体が大きく腕力が強いだけの外国人を連れてきて相撲を取らせれば、白星は挙げられるだろうが、昔の侍のような考え方や立ち居振る舞いはできるわけがないのである。単なるスポーツではないのである。相撲部屋や相撲協会の親方衆がキチンとそのあたりのことを身に着けさせなければならないのである。それが出来なかったところが、今回の朝青龍事件の原因だと思う。
 で、それについて、強い危機感を抱いていた貴乃花親方が、今までの話し合いで決めていた理事の選出について一石を投じたのであろう。大体、理事は10人いるが、今まで何をやっていたのだろう。年6回の興行をしているので、その準備や運営に忙しいということだろうが、大相撲の根幹ともいえる力士の育成に手が回らないというのでは本末転倒だろう。10人の理事で足りないというのなら、増やせばいいではないか。そもそも10人の理事に対して副理事が3人というのもおかしい。副理事を20人ぐらいに増やしたっていいのではないだろうか。
 力士の収入も(我々サラリーマンに比べれば多いけれど)プロ野球やサッカー選手に比べれば、決して多いとはいえないのだろう。足りない分はタニマチ任せというのではお寒い限りである。
 朝青龍は自ら廃業という道を選んだが、前理事はどうするのだろう。当然、前期から理事をやっていた人は辞めるべきだと思う。でんければ、またまた元に戻ってしまわないとも限らない。理事と横綱はじめ力士は、一心同体という考えが無ければ、改革は出来ないだろう。
by yousui-nobidome | 2010-02-06 15:41 | 日本を考える

政治家と金

 私が住む清瀬市は、市内の至るところから富士山が見え(るハズ)ます。でも、場所柄か富士山が低く見えますので、2階以上の家が建つと見えなくなってしまいます。
 この写真は柳瀬川の畔から撮りました。大きな富士山が撮れましたが、昼近くになっていましたので、綺麗に撮れませんでした。やはり、早朝でないと駄目みたいですね。DPPで補正しましたが・・・。休みの日の早起きは苦手です(トホホホホ)。
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政治家と金

 政治家と金は切っても切れない仲のようである。政治に金がかかるのは分かる。選挙に出るのでも供託金が必要で、ある一定の得票が無いと没収されてしまう。選挙事務所を開き、選挙カーを用意し、ポスターを作り、運動員も集めなければならない。で、勝っても負けても多額の借金が残る。勝てば晴れて議員となり、議員歳費が入るからいいが、それでも元が取れるのだろうか? 負ければ一切がパーであり、残った借金は別の仕事で稼いで返すしかない。それでも選挙に出るのは、より良い社会にしていこうという、高邁な目標があるからだろう。でも、長年政治家を続けていくと、その高邁な目標が無くなってくるようである。政治家としての人物は優れているのだろうが、カネに汚いというのは、氏素性が劣っているのだろう。
 政治家に献金する人は、純粋にその人物の力量に惚れ込んで献金する人もいるだろうが、明確な目的がある人も多い。その代表例が企業であろう。企業は利益を追求するものだから、献金した額以上の見返りを求めるものだ。だから、企業献金は禁止されることになった。そのかわりに政党助成金を税金から支出されることになった。だから政党助成金の範囲で政治をすればいいのであるが、どの政党もそれだけではすまさずに、更なる献金を求めている。所属する政党とは別に、政治家個人が政治活動をやるために、独自の集金団体を作り正規の献金のほか闇献金を集めてもいる。これは由々しき問題である。国民はもっと怒って声を上げなければならない。その国の政治レベルはその国の国民のレベル以上にはならないという言葉がある。日本国民はもっとレベルを上げて、こんなことが続くのをお終いにしなければならない。
by yousui-nobidome | 2010-01-24 20:53 | 日本を考える

コンクリートから人へ

 散歩中、近所の畑で菜の花が咲いているのを見つけました。日当たりが良いと、寒くても花が咲くようです。寒いのは人間だけで、植物は地球温暖化を感じているのかもしれません。
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コンクリートから人へ

 民主党がマニフェストに掲げたコンクリートから人へに従って、来年度予算案では公共事業費を18%削減した。これに伴い89ダム事業も凍結された。まあ、いい加減な検討結果から計画されたものを廃止したり、再検討するのならやむをえないが、本当に必要なものまで廃止しているとすれば問題であるし、人へと言っても、単なるバラマキでは金をかける意味が無い。本来は自分が働いて得たお金で、自分の生活を成り立たせるのである。それを子ども手当てとして支給するのはどうなのだろうか? 子ども手当ての支給が終われば、当然収入が減ることになる。その時、それまでの生活レベルを維持できるのだろうか? とても疑問に思う。
 公共事業というと、道路や橋、ダム、港湾施設や地域センターの建設などが思い浮かび、政治家とゼレコンとの癒着という問題が常にあった。しかし、ゼネコンの下には多くの建設作業員がいて、公共事業で生計を立てていた人たちがいるのである。それを、全て無駄だからやめると言うのでは、この人たちはどうやって食っていくのだろう。必要の無いものは無理に作ることは無いが、必要なものは作るべきではないのだろうか。その辺りをキチッと吟味して決めて欲しいものである。事業仕分けは短時間で決めすぎたのではないかと思っている。もっと時間をかけて決めるべきではないのだろうか。スクラップアンドビルドという手法も必要ではないのだろうか。
by yousui-nobidome | 2010-01-17 15:19 | 日本を考える