水仙

 昭和記念公園では水仙も咲いておりました。ノズイセンというと伊豆半島の先端の爪木崎が有名です。昭和記念公園では園芸品種なので、花が大きくて綺麗です。
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大相撲を考える

 相撲協会が大きく揺れていた。当分、この揺れは収まらないだろう。
 朝青龍の暴行事件も貴乃花親方の理事選出馬も、元を質せば長年の相撲協会(理事)の体たらくが原因といっていいだろう。大相撲は、もう大分前から外国人力士が天下を取って

水仙_a0006530_1420442.jpgいた。日本人力士を育てられなかったことが原因だろう。それは何故かというと、有望な人材を集められなかったことに尽きる。他のスポーツに比べて、辛い練習を強いられる割には稼げる金が少ないから、大相撲界に身を投じる若者がいないからである。
 朝青龍は1人横綱として、長く孤軍奮闘、頑張っていた時期があった。朝青龍ただ1人に看板を背負わしていたわけである。そうなると、相撲協会としても多少の素行の悪さや行儀の悪さには目をつむらざるを得なかったし、チヤホヤしなければならなかったのだろう。そうなるともう駄目である。なにをトチ狂ったのか、
 「俺が大将だ。俺がいなかったら大相撲は成り立っていかねーぞ。何でも出来るんだぞ~。」となってしまったのである。そうなれば、もう誰が何と言おうと聞く耳持たないのである。
 そもそも相撲の力士は昔の侍のような考え方や立ち居振る舞いを求められている。だから、身体が大きく腕力が強いだけの外国人を連れてきて相撲を取らせれば、白星は挙げられるだろうが、昔の侍のような考え方や立ち居振る舞いはできるわけがないのである。単なるスポーツではないのである。相撲部屋や相撲協会の親方衆がキチンとそのあたりのことを身に着けさせなければならないのである。それが出来なかったところが、今回の朝青龍事件の原因だと思う。
 で、それについて、強い危機感を抱いていた貴乃花親方が、今までの話し合いで決めていた理事の選出について一石を投じたのであろう。大体、理事は10人いるが、今まで何をやっていたのだろう。年6回の興行をしているので、その準備や運営に忙しいということだろうが、大相撲の根幹ともいえる力士の育成に手が回らないというのでは本末転倒だろう。10人の理事で足りないというのなら、増やせばいいではないか。そもそも10人の理事に対して副理事が3人というのもおかしい。副理事を20人ぐらいに増やしたっていいのではないだろうか。
 力士の収入も(我々サラリーマンに比べれば多いけれど)プロ野球やサッカー選手に比べれば、決して多いとはいえないのだろう。足りない分はタニマチ任せというのではお寒い限りである。
 朝青龍は自ら廃業という道を選んだが、前理事はどうするのだろう。当然、前期から理事をやっていた人は辞めるべきだと思う。でんければ、またまた元に戻ってしまわないとも限らない。理事と横綱はじめ力士は、一心同体という考えが無ければ、改革は出来ないだろう。
by yousui-nobidome | 2010-02-06 15:41 | 日本を考える


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