西川きよしの目玉報道

 2月12日(日)13時からテレビ東京で放送された「西川きよしの目玉報道」を見た。参議院議員を18年間務めて引退した『西川きよし』の番組ということだろうと、余り期待はしていなかった。しかし『小泉総理スタジオ出演』ということで見てみた。
 小泉首相の考えていること、やろうとしているところがよく分かった。今、小泉首相は支持率が低下してきており、マスコミのバッシングの対象になっている。でも、それは彼の真意がよく伝わっていないからではないかと思った。政治評論家だかキャスターだかがピントのずれた質問をしていたが、マスコミ報道もピントが外れている。そして、その為に支持率が低下しているのだと感じられる。マスコミは小泉を降ろそうとしている政治勢力に組した報道を行っているように感じられる。
 かって、フランクリン・D・ルーズベルトだったかがラジオ番組で毎晩、国民に語りかけたということを聞いたことがあり、また、ロナルド・レーガンもテレビで国民に語りかけていた。小泉首相も、テレビでもラジオでも国民に語り掛けるべきではなかろうかと思った。その為に国民の視聴料で成り立っているNHKを使えばいいのではないだろうか。NHKもそうだが民放各社の政治番組はおしなべて与野党各党から代表者を連れてきて、言い合いをさせることに終始している。そんな茶番劇は、もう沢山である。どうせ野党の言うことは与党の揚げ足取り、実現不可能な理想論、負け犬の遠吠えにしか聞こえない。司会者も頭が悪い奴か揚げ足を取ってやろうとしか考えてない奴しか出てこない。田原総一朗なんか、政治家に自分が思っていることを認めさせようとか、本人が言っていることと違うことを失言させようと、引っかけとかを盛んに投げつけている。こんな政治番組は無駄である。
 実際に政権を担い、政策を行うべき者の本音を国民に話させることが必要だと思う。そこには無用な野党政治家は不要というか入り込む余地はないし、政治家が困ることを投げつける政治評論家は不要ではないだろうか。同番組が見ていて分かりやすかったのは、小泉首相の発言を遮ることが無かったからである。
by yousui-nobidome | 2005-02-13 09:33 | 日本を考える


<< 私の好きなテレビ番組 差出人不詳の封筒 >>